DIGE User's Day 2011
とっておきのDIGEな話~ターゲットは見つかりましたか?~



2002年に2D-DIGEが技術製品化され、まもなく10年。この間、2D-DIGEはプロテオーム解析や創薬研究において、どのように利用され、どのような成果が得られてきたでしょうか。また、近年のプロテオーム解析ではどのような電気泳動アプローチが行われているのでしょうか。このような観点から、今年は研究成果と新たな試みについてご講演いただきました。
パネルディスカッションでは、会場の皆さまからのご質問をベースに活発な議論が進められました。マウスの皮膚細胞のサンプル破砕法、非還元状態サンプルでの注意点など、明日から使えるような実用的なお話を伺うことができました。
アンケートでも「有益な情報がたくさん得られた。」「実際に実験中の問題点に対し、現場の経験者のアドバイスを受けることができるのがうれしい」といったお声をいただき、大変好評のうちに終了いたしました。
プログラムの中で公開してほしいとお声の多かったパネルディスカッションの模様
講演(1)「電気泳動によって見えるタンパク質の翻訳後修飾」
平野 久先生 (横浜市立大学先端医科学研究センター)
二次元蛍光デファレンスゲル電気泳動(2D-DIGE)とMSを用いて、プロテアソームやリボソームのようなタンパク質複合体のすべてのN-アセチル化タンパク質を検出・同定したご研究などを例に、タンパク質の翻訳後修飾の解析におけるゲル電気泳動の有用性を説いていただきました。
講演(2)「2D-DIGEによるプロファイリングを用いた薬剤標的解析」
室井 誠先生(独立行政法人 理化学研究所 基幹研究所 ケミカルバイオロジー研究領域 ケミカルバイオロジー研究基盤施設)
HeLa細胞に薬剤を添加して18時間培養後、全細胞画分についてプロテオーム解析を行ない、再現性よく検出される約300のスポットについて定量し、コントロールに対しての増減をデータベース化したお仕事についてお話しいただきました。新規薬剤についても同様に得られた定量結果を、多変量解析を用いて解析を行ない類似する薬剤を選ぶことによって、薬剤の標的を推測し、証明されています。どのようにご研究されているかまた、利用の可能性についてもご紹介いただきました。
講演(3)「もっと使えるIPG ~IPG-Westernのすすめ~」
近藤 格先生(国立がん研究センター 創薬プロテオーム研究分野)
翻訳後修飾を調べるのに有用な等電点電気泳動法を利用し、IPGゲルを用いた等電点電気泳動からウェスタンブロッティングを行う手法をご紹介いただきました。また、この手法が2D-DIGE法を用いたプロテオーム解析の結果の検証実験にも有用であることをお話しいただきました。
講演(4)「2D-DIGEの創薬研究への応用」
横田 博之様(アステラス製薬株式会社 研究本部 分子医学研究所)
簡便な診断マーカー発見が切望されている間質性膀胱炎及びIgA腎症に対し、2D-DIGEを用いた患者尿試料のプロテオーム解析を応用することにより、疾患メカニズムと関連性が高いと考えられる実用的なバイオマーカー候補分子を発見した研究実例についてご紹介いただきました。
開催概要
日時
2011年11月11日(金)
受付 9:30~ 開会 10:00~
会場
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
(横浜駅西口)
募集定員
100名(先着順)
参加費
無料(事前参加登録制)
プログラム
| 9:30~ | 受付開始 |
| 10:00~10:10 | 開会挨拶 |
| 10:10~10:50 |
講演(1)「電気泳動によって見えるタンパク質の翻訳後修飾」(講演要旨)
横浜市立大学 先端医科学研究センター 教授 平野 久 先生 |
| 10:50~11:30 |
講演(2)「2D-DIGEによるプロファイリングを用いた薬剤標的解析」(講演要旨)
独立行政法人 理化学研究所 基幹研究所 ケミカルバイオロジー研究領域 ケミカルバイオロジー研究基盤施設 化合物ライブラリー評価研究チーム 専任研究員 室井 誠 先生 |
| 11:30~11:45 | GEよりおしらせ |
| 11:45~12:00 | 休憩 |
| 12:00~13:30 | パネルディスカッション(お弁当を用意いたします)
司会: 横浜市立大学 先端医科学研究センター 教授 平野 久 先生 パネリスト: 国立がん研究センター 創薬プロテオーム研究分野 分野長 近藤 格 先生 東京都健康長寿医療センター研究所 老化機構研究チーム 研究副部長 戸田 年総 先生 |
| 13:30~14:00 | デザートブッフェ |
| 14:00~14:40 |
講演(3)「もっと使えるIPG ~IPG-Westernのすすめ~」(講演要旨)
国立がん研究センター 創薬プロテオーム研究分野 分野長 近藤 格 先生 |
| 14:40~15:20 |
講演(4)「2D-DIGEの創薬研究への応用」(講演要旨)
アステラス製薬株式会社 研究本部 分子医学研究所 専任理事 横田 博之 様 |
| 15:20~15:30 | 閉会挨拶 |
| 15:30~16:00 | 製品見学会(新製品・関連製品を展示予定) |
お申込み
Ettan DIGE User's Day 2011は受付を終了しました。
ご登録に関する注意事項
- お手数ですが参加者1名ずつご登録ください。
- 定員になり次第、申し込みを終了させていただきますので予めご了承ください。
- 同業他社/調査会社の方からのお申込みなど、当社の判断により参加をお断りする場合がありますので、予めご了承ください。
- ご登録いただいた連絡先をもとにe-mail・電話等で弊社製品の販売・関連製品・キャンペーン等に関する情報を提供させていただく場合がございます。
- ご登録いただいた個人情報については、弊社プライバシーポリシーに基づいて厳重に管理いたします。
お問合せ先
GEヘルスケア・ジャパン株式会社ライフサイエンス統括本部
DIGE User's Day 2011 開催事務局
担当:松野
TEL: 03-5331-9336