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Location:ホーム実験手法別製品・技術情報BIA(生物物理学的相互作用解析)

BIAを支える製品群

BIA(Biophysical Interaction Analysis, 生物物理学的相互作用解析)

生体内での分子間相互作用にはさまざまな条件(濃度、生体分子の構造、周囲の分子の状態など)が複合的に関係しています。そのような系を理解するには、相互作用を特定の物理化学的な現象に着目し、BiacoreとMicroCalを用いて観測・解析することが有用です。

Biacoreとは?

Biacoreは標識を使わずにリアルタイムに生体分子の相互作用をモニタリングするシステムです。リアルタイムに得られる結合データは生体反応を制御するタンパク質と他の分子とのダイナミックな相互作用を理解するためになくてはならない情報です。Biacoreは結合に伴う質量変化を検出することにより、結合/解離のスピードを測定できます。これらの情報をもとに生体内での分子動き(kinetics)を予測できます。

MicroCalとは?

MicroCalにはITCとDSCの2つの測定手法があります。

ITC(等温滴定型カロリメトリー)は、溶液中の分子間相互作用に伴う微小な熱変化(発熱変化もしくは吸熱変化)をダイレクトに測定する手法です。熱の発生または吸収は化学反応に普遍的な現象であるため、あらゆる分子の相互作用を測定することが可能です。ITCでは結合時の化学反応を熱量変化として検出し、タンパク質の構造変化や結合の数、種類を予測することができます。

一方のDSC(示差走査型カロリメトリー)は、主に生体高分子の熱安定性評価に用いられています。温度を一定速度で変化させ、試料の温度転移(タンパク質の熱変性など)にともなう微小な熱変化を測定します。抗体医薬品をはじめとするバイオ医薬品の安定性はpH、イオン強度、添加剤など処方条件によって変わります。これらの条件を最適化し、安定した状態を決定する際に、DSC測定はたいへん有効な手法です。

BIAは、実験のステージやスクリーニングの段階などにあわせてBiacoreやMicroCalの解析手法や情報を包括的に、多方面から解析する手法であり、生命現象を深く理解することにつながります。

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