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Location:ホーム実験手法別製品・技術情報BIA(生物物理学的相互作用解析)

進化するBiacore~蛋白質の機能評価/定量解析は新しいステージへ~

Biacore T200 Software version 2.0でBiacore T200の解析がさらにパワーアップ!

Biacore T200 の解析ソフトウェアには、蛋白質の機能評価/定量解析において非常に有用な手法を取り入れています。
基礎研究から、タンパク質医薬品の探索から品質管理まで幅広く活用いただけます。
Biacore T200写真

  1. 再生不要のカイネティクス解析「シングルサイクルカイネティクス解析」
  2. 迅速で信頼性の高い多サンプル解析
  3. 検量線のいらない活性タンパク質濃度測定「Calibration-Free Concentration Analysis(CFCA)」
  4. さらに詳しく知りたい方へ

再生不要のカイネティクス解析「シングルサイクルカイネティクス解析」

シングルサイクルカイネティクスは、異なる濃度のアナライトを連続して添加しカイネティクス解析を行う手法です。リガンド活性の低下など条件検討が困難であったアナライト除去(再生)操作が不要となり、短時間で結果を得ることができます。

シングルサイクルカイネティクスの模式図
階段状のセンサーグラムからカイネティクスの数値が算出できます。

迅速で信頼性の高い多サンプル解析

Biacore T200 version2の解析ソフトウェアでは、短時間で多サンプルデータの一括解析が可能です。
スクリーニングでは5000 サンプル、 Kinetics/Affinityスクリーニングでは200濃度シリーズを同時に解析できます。
さらに、スクリーニングでのより簡単なデータ補正・ランキング機能、解析結果のデータクオリティーチェック、Annotation機能を搭載することで、解析時間を大幅に短縮していただけます。
センサーグラムおよび解析結果を一括してExportすることもできます。

進化した解析ソフトウェア

検量線のいらない活性タンパク質濃度測定「Calibration-Free Concentration Analysis(CFCA)」

Biacore での濃度測定は、ELISA やHPLC法に劣らない定量手法として医薬品開発のバリデーションなどで用いられています。Calibration-Free ConcentrationAnalysis(CFCA)解析は、標準物質のいらないまったく新しい濃度測定手法です。サンプル溶液中に存在する活性が保持された目的分子の濃度測定を、直接的に短時間で実施できます。

CFCAの原理

Biacoreでのカイネティクス解析では、センサーチップに固定化するリガンド量に対してアナライトが過剰に存在する状態で測定を行います。この場合、アナライトの結合速度・解離速度に依存した結合レスポンス(RU)の変化が検出されます。
反対に、CFCAでは、アナライト(濃度を測定したい分子)に対してリガンドが過剰に固定化された状態(MTL条件)で測定を行います。この条件下では、センサー表面(下図B層)へのアナライト拡散速度により結合レスポンス(RU)が変化します。
この拡散速度がアナライト濃度に依存することを利用し、センサーグラムから濃度を算出します。

カイネティクス解析の原理 CFCAの原理
カイネティクス解析 CFCA(MTL 条件)

センサーグラムと計算式

MTL条件で成り立つ下式へセンサーグラムの傾き(dR/dT)を代入し、濃度を算出します。また、センサー表面へのアナライト拡散速度は濃度の他に流速にも依存します。最終的には、異なる2条件の流速でCFCAを行い濃度を決定します。

d[R]/dt=f(Mx, Km, Conc)
Mw:分子量
Km:mass transport coefficient

センサーグラム
流速変化によるセンサーグラム形状の変化

CFCAによるActive-site concentrationの測定例

3種のリガンドを固定化し、CFCAによるアナライト(IgE様分子)のActive-site concentration測定および比較を行いました。総タンパク質量に対するリガンド結合タンパク質量(Active-site concentration)の%を示した結果が、棒グラフです。

CFCAによるアナライトのActive-site concentration測定結果
CFCAによる結合活性濃度の測定例

総タンパク質量に対するリガンド結合タンパク質量を示した棒グラフ
総タンパク質量に対するリガンド結合タンパク質量

使用した3種のリガンド

  • α-chain of IgE receptor
  • anti-human IgE
  • Xolair(IgEブロッカー薬剤)

※データ提供:Stefan Persson(Resistentia AB社)

このようにActive-site concentrationを確認することで、各ターゲットに対して活性をもつ(結合する)濃度を正確に把握することができます。


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